連載3

Vol.6

 万が一の時はどちらが安心?


一家の大黒柱にもしものことがあったら、残された家族はどうなるのでしょうか?家族をもったら、必ず考えなければいけない重要なテーマです。 今回は住宅をテーマに、「万一のとき」について、検証してみましょう。「住宅を購入しローン返済中の場合」、「賃貸の場合」、それぞれどうなるのでしょうか。


◆1.ローンを組んで住宅を購入し、返済の途中で万が一のことが発生した場合

ローンを組んだときに団体信用生命保険に加入すれば安心です。
団体信用生命保険とは「生命保険」の一種で、保険料を支払うことにより、万が一、ローンの残債務を残して
亡くなったとしても、変わりに保険会社が残された残債務を一括返済してくれるので、残された家族にはローン負担は残りません。非常に安心な制度です。

<参考> 財団法人 公庫住宅融資保証協会の団体信用生命保険制度
財団法人 公庫融資保証協会の団信特約制度は、公庫等の個人向け融資を受けた方のうち協会と「団体信用生命保険による債務弁済委託契約」を締結した方が、債務の返済を完了する前に死亡・高度障害といった不測の事態になられた場合、残された家族の債務の負担を解消するためのものです。

●しくみ

●2年目以降の特約料(保険料)融資額1,000万円あたり

返済期間
10年
15年
20年
経過年数
元利均等
元金均等
元利均等
元金均等
元利均等
元金均等
2
25,000
24,200
26,400
25,600
27,000
26,300
3
22,400
21,400
24,800
23,700
26,000
24,900
4
19,800
18,600
23,200
21,800
24,900
23,500
5
17,100
15,700
21,600
19,900
23,800
22,000
10
1,800
1,500
12,400
10,500
17,500
15,000
15
-----
-----
1,300
1,000
10,000
7,900
20
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-----
1,000
800
25
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-----
-----
-----
-----
30
-----
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35
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-----
返済期間合計
153,000
143,700
234,600
214,200
320,300
285,000
返済期間
25年
30年
35年
経過年数
元利均等
元金均等
元利均等
元金均等
元利均等
元金均等
2
27,400
26,700
27,700
27,000
27,900
27,200
3
26,700
25,600
27,100
26,000
27,400
26,400
4
25,900
24,400
26,500
25,100
27,000
25,600
5
25,100
23,300
25,900
24,200
26,500
24,800
10
20,600
17,600
22,500
19,400
23,900
20,700
15
15,200
12,000
18,500
14,700
20,800
16,600
20
8,700
6,300
13,600
10,000
17,000
12,600
25
900
600
7,800
5,200
12,600
8,500
30
-----
-----
800
500
7,200
4,500
35
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-----
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-----
800
400
返済期間合計
410,200
355,700
503,900
426,600
601,700
497,400

平成18年12月現在

例)3,000万円を元利均等払いで30年のローンを組む場合の特約料(保険料)はトータルで
  503,900円×3=1,511,700円となります 。

団体信用生命保険は、このように基本的には“掛け捨てタイプ”ですので、比較的小額の保険料で万が一のときのローン返済を肩代わりしてくれます。通常ローンを組む際、強制加入となっています。しかし、保険料は金融機関自身が負担をし、月々の金利から支払っています。

団体信用生命保険の保証額イメージ


◆2.賃貸住宅で万が一のことが発生した場合

賃貸住宅に住んでいる人が万が一亡くなった場合は、残念ながら家賃を払い続けなくてはなりません・・・。
このような面から考えるとやはり家族のために住宅を購入すべきなのでしょうか。
発想を変えて、購入するために用意していた頭金で生命保険に加入したらどうなるのでしょうか。

●ケーススタディ
(30歳で頭金1,000万円を全額、生命保険に加入した場合に受け取れる保険金額は?)

終身保険の場合・・・・・・・・・・・・・・約2,000万円〜2,400万円
(年齢にかかわらず死亡時に受け取る)

定期保険の場合・・・・・・・・・・・・・・約8,500万円〜1億1,000万円
(60歳までに死亡した場合・それ以降は保障なし)

*生命保険会社により異なります。

上記のようにかなりの保障金額になります。頭金1,000万円全額を生命保険に使うというのは少々極端な例ですが、これで残された家族も安心です。

定期保険終身保険の受取保険金の違い

◆3.万が一のことを比較してみると