住宅を購入しようと考えている人や既に購入した人から「賃貸は家賃を払った後には何も残らない。まるでお金をドブに捨てるようなものだ。同じお金を払うなら、家賃並みの支払いで住める住宅を購入すれば、いつかは自分のものになる。だから住宅は買ったほうが絶対に得だ!」というような話をよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか? 今回は賃貸と所有の財産価値について検証してみましょう。 |
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| ◆1.ローンで購入した場合の財産価値の考え方 |
住宅をローンで購入し、すべてを払い終えた場合はもちろん「自分の財産」となります。“ローンを払い終えた時の住宅の時価”が、あなたが手に入れた正真正銘の財産です。![]() |
| ◆2.賃貸の場合の財産価値の考え方 | |||||||||||||||||||||
賃貸の財産価値とは何でしょう?借りている権利である借家権、それ自体は無価値ではないので、それなりの価値があるはずです。しかし、今回は少し発想を変え、“頭金”について考えてみます。
住宅を購入する多くの人が、住宅取得のために熱心に節約をして頭金を貯めています。何のために頭金を貯めているのかというと、月々の返済の負担を少しでも和らげるためです。しかし、ちょっと疑問を感じます。ほとんどの人は「家賃並みの支払い」ばかりに気を取られ、頭金を貯めるまでのことをすっかり忘れているのではないでしょうか。
当たり前の話ですが、住宅を買うと、それと引き換えに頭金は無くなります。充実感・達成感はありますが、預金額は激減してしまいます。そこで提案。苦労して貯めた頭金を、住宅を購入したつもりで長期運用してみませんか。 ![]() 住宅ローンの返済期間を30年として、全額払い終えた時、その運用した金額はどのくらいになるか、シミュレーションしてみましょう。
<1,000万円の30年運用成果 (年複利)>
これは、賃貸を選んだ場合の財産価値の一つの例です。頭金の額にもよりますが、運用の仕方によってはかなりの金額になりますね。また、この方法ですと、万が一お金が必要な時でも安心です。
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| ◆3.買う前に比べてみましょう | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前述の運用成果(予定)と、あなたが買おうとしている住宅のローンを返済し終わったあとの時価を想像、比較してください。 あなたはどう考えますか?
![]() ●参考<終価係数表> 終価係数とは○○万円を年利率○%で運用する場合、○年後にはいくらになるかという計算をする際に用いる係数です。 現在の金額×終価係数=将来得られる金額(運用成果
金額)
例えば1,000万円を35年3%で運用すると1,000万円×2.814=2,814万円となります。
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