NO3 「不動産の元本リスクと換金性」


不動産投資における不動産の元本リスクと換金性について解説をいたします。不動産の元本リスクとは購入(投資)した金額が返ってくるか、つまり、購入した金額と同額で売却をできるかどうかということです。また、換金性とは、まとまったお金が必要なときにどれだけ迅速に不動産を売却し、お金に換えられるかということです。はたして不動産の元本リスクと流動性はどうなのでしょうか。

1.元本は返ってくるのか?
不動産の元本は、返ってくるのでしょうか?すなわち購入(投資)した金額で売却できるのでしょうか?答えは、返ってくる場合もあるし、返ってこない場合もあります。つまりわからない。投資した元本は保証されていないということです。地価が下落を続けている現在は、よほど周辺相場より安く購入(投資)しない限りは、まず、投資した元本は返ってこないと考えたほうがよいでしょう。


●投資商品と元本リスク


不動産は投資金額で売却をできるかどうか、すなわち元本が返ってくるかどうか極めて不確実です。従って、リスクが高く「利回りが高い」のです。
「利回りが高い」だけに着目して不動産投資をしても、将来の元本(売却)のことを考えると、最終的な投資金額に対する、収入(リターン)は理論上の計算よりも低くなる可能性があることを念頭に入れておかなければなりません。

2.不動産の換金性
預貯金の場合は、預けた(投資)お金は、いつでも現金として手にすることが可能です。株式の場合(上場株式)は、売った日(売買が成立した日)から数えて4日後に現金として手にすることが可能です。
不動産の場合はどうでしょうか?


●投資商品と換金性


不動産の場合は、預貯金や株式のようにすぐに現金化(売却)できません。すなわち他の金融商品 (投資商品)に比べ極めて換金性が低いということです。
不動産を売りに出して、運良く買いたい人がすぐに見つかったとしても、とうてい4〜5日では現金化できません。
また、不動産の特性として、早く売りたい場合、足元を見られて、買い叩かれる(値踏みされる)ケースが多いので、思った金額で売却できない場合もあります。



このように不動産投資は、元本の保証がまったく無いこと、それに加えて、換金しようと思っても、すぐに売却できないというリスクがあります。このようなリスクを踏まえて、投資を検討する必要があります。