NO2 「不動産とリスク」


不動産とリスクの関係についてお話します。投資金額に対する利益、利回りは高いに越したことはありません。不動産の場合は購入金額に対して家賃収入の割合が高ければ高いほど利回りが高くなり、投資商品としての魅力が大きくなります。しかし、利回りの高い、低いにはそれなりの理由があり、リスクに大きく左右されるのです。すなわち投資対象不動産の安全性と密接に関係します。


1.リスクと利回り
不動産に限らず、原則、投資利回りはリスクに比例します。つまり投資利回りが高いものは危険度(リスク)も高くなります。逆に安全性の高い(リスクが低い)投資商品は収入(リターン)も低く、結果的に利回りも低くなります。
これをハイリスク・ハイリターンあるいはローリスク・ローリターンと呼びます。


●リスクとリターンの関係

リスクとリターンの関係はほとんどの投資商品、金融商品にあてはまります。イメージしやすい銀行預金や上場株式を例に見てみましょう。


●銀行預金のリスクとリターン


このように一般的に銀行預金を投資として考えた場合、預けたお金が返ってこない可能性や元本が返ってこない可能性が非常に少ないため、リターン(金利)も非常に低く設定されています。つまり、銀行預金はローリスク、ローリターンの投資商品と言えるでしょう。


●株式のリスクとリターン


このように株式投資は、市場で取引される株の価格そのものが値上がりし、場合によっては2倍、3倍になり大きな利益を得る可能性があります。しかし、反対に値下がりし、投資した金額の半分になったり、場合によっては0円になる可能性も秘めています。つまり、株式投資はハイリスク・ハイリターンの投資商品と言えるでしょう。


2.不動産のリスク
不動産投資には、どのようなリスクがどれくらいあるのでしょうか?不動産投資の利回りは、預金金利等よりも相当高く設定され、取引されているようです。しかし、利回りが高ければそれ相当のリスクも想定されます。不動産のリスクには大きく分けて、元本(不動産を購入した金額)に関するリスクと収入、支出に関するリスクがあります。

●不動産投資のリスク
  1.元本(不動産を購入した金額)に関するリスク
2.収入、支出に関するリスク